タイ王国と中華人民共和国の外交関係樹立五十周年を記念して、タイ教育省は五月二十五日に、「タイ・中国教育フェア」を開催します。会場は、セントラルワールド八階のセントラルワールド・ライフです。
教育省のピチェット副事務次官によりますと、このフェアの主な目的は、タイと中国の教育機関の協力関係をより強固にし、国際教育を通じて外交関係を促進、両国の学術研究や教育分野での革新を広く紹介する場とすることです。
このイベントには、学生や教師、教育関係者をはじめ、中国語や中国文化に関心のある一般市民、民間企業や政府機関、さらには中国とタイの教育専門家など、二千人以上の来場が見込まれています。
当日は、十六の展示ブースで言語や文化に関する交流が行われるほか、中国語教育に貢献した人物への認定証授与式や、中国語教師協会による特別パフォーマンス、著名人による特別講演、さらには学術セミナーなど、盛りだくさんのプログラムが予定されています。
教育省は、こうした取り組みを通じて、両国の青少年の潜在能力を育て、文化や教育の分野で相互理解と協力を深めていきたいとしています。また、多様性あふれる現代社会において、強固な教育ネットワークの構築は、両国の未来にとって非常に重要だと強調しています。