タイ保健省は、二〇二五年七月二日から六日まで、ノンタブリー県ムアントーンターニーのインパクト・ムアントーンターニーで「第二十二回全国ハーブフェスティバル」と「全国学術会議」の開催を予定しています。このイベントは、「タイの知恵、タイのソフトパワー、タイ経済の創造」をテーマに、伝統医学、民間医学、代替医療の分野で、国家および地域レベルの政策や戦略を推進する場として開催されます。ぺートンターン首相は、このフェスティバルがタイの知恵とハーブを活かし、健康サービスやハーブ産業に新たな付加価値を生み出す重要なチャンネルになると述べました。
また、政府は、ハーブ製品の研究・開発や品質基準の国際化を支援し、農家や地域社会に持続可能な収入をもたらす仕組みづくりを進めていくとしています。イベントでは、十以上のテーマに分かれた学術会議や国際会議、相談クリニックに加え、タイ伝統医療による病気の治療やハーブ製品の展示が行われます。世界に向けた革新的なタイハーブ製品の紹介も予定されています。さらに、症状別のタイマッサージ体験や、三十二種類のハーブ医薬品の紹介・体験ブースも設けられ、一般市民や観光客がタイハーブの多様な可能性を体験できる内容となっています。「第二十二回全国ハーブフェスティバル」は、健康、経済、そして文化をつなぐ一大イベントとして、国内外からの幅広い来場を呼びかけています。入場は無料です。