外国人投資家が注目すべきEEC地区

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外国人投資家が注目すべきEEC地区

 

タイ国商務省事業開発局はチャチューンサオ県、チョンブリー県、ラヨーン県の東部特別開発地区(Eastern Economic Corridor:EECエリア)として知られる東部地域の経済発展エリアでのビジネスに関する情報を公開した。

過去1年間(2022年1月~9月)を、前年の2564年(2021年1月~9月)と比較すると、新設法人の数が6,294社から5,081社に増加し、新たに1,213社が設立された。登記総資本金も、前年の148.37億バーツから272.19億バーツに増加し、その増加額は123.82億バーツになった。

最も多く設立された業種は、不動産、一般建設、不動産代理業務など。これらはタイで事業展開に対する需要が依然として高いことを示している。政府が税制措置ではなく、投資促進策を提供していることの結果としても現れているという。

2023年に、EECエリア内でタイへの人材や研究開発への投資を行うビジネスに対してはA+ランクになり、2年間の法人所得税の免除という特典がある。また、A1-A4ランクは、法人所得税の50%3年間減税することができる。また、その他の投資優遇措置も多数ある。

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EECエリアで事業展開を検討している投資家や新興企業は、投資促進を区内の以下の7ヵ所の特定産業投資奨励地区を注目すべき。

  1. 高速鉄道と3つの空港経済特区
  2. EECdデジタル産業とイノベーション促進エリア
  3. 医療イノベーション総合センター
  4. EECi経済特区のイノベーションハブ
  5. 東部航空都市特区
  6. ジェノミクス医療特区
  7. バンチャンデジタルイノベーションと先端技術特区

また、特定の産業向けの経済特区は26カ所あり、チャチューンサオ県、チョンブリー県、ラヨーン県に分散している。これには、Rayong 36工業団地、Amata City Chonburi Industrial Estate、およびThe EFD2 Industrial Estate in Chachoengsaoなどがある。ビジネスの成長を遂げるための企画にはEECのウェブサイト(https://www.eeco.or.th/th/announced-promotion-area)で情報をご確認いただける。

 

注:ホームページに記載されているEEC地域の事業はインフォグラフィックの作成が可能です。

 


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