昨年（2022年）の9か月間（2022年1月－9月）でタイ投資委員会（BOI）による投資奨励の申込案件が

1,247件あり、合計金額は4390億9000万バーツであった。。その中で12のターゲット産業及び

外国直接投資（FDI）の合計金額は2756億2400万バーツで、

一番合計投資金額が多い国は中国の450億2400万バーツ、

そして日本の375億9100万バーツとなった主な投資目的は自動車及び関連部品産業、電化製品および電子機器、農産及び食品産業、石油化学および化学品産業が占めている。 

なお、タイで投資を検討する投資者特に外国人は、次の8つのステップで簡単に申し込むことができる。

1.投資奨励に関する詳細を中央事務所、地域事務所及び海外事務所 又はwww.boi.go.thにて確認。

2.BOIが投資奨励する各事業の申込はオンライン申し込みのみ (www.boi.go.th　での　e-Investment promotionシステム )

3.申し込み後10日以内にBOI担当官に案件説明の日程を設定する。

4.BOI担当官が投資金額に基づく審査期間内に案件を審査する。

書類が揃った日から投資金額2億バーツ以下の場合は審査期間が40日、投資金額20億バーツ以下の場合は審査期間が60日、

投資金額20億バーツ以上の場合は審査期間が90日となる。

5.担当官が議事録を承認した日から7日以内に審査結果が知らされる。

6.投資奨励の申込者は結果通知書を受けた日から1か月以内に、www.boi.go.th　での　e-Investment promotionシステム又は奨励受理回答様式を提出し回答する。

7.投資奨励受理者は6か月以内に6番の2つの提出方法により審査書類提出し奨励証書発給を申請する。

8.BOIは奨励証書発給申請書及び揃った関連書類を受理した日から10営業日以内に奨励証書を発給する。