タイ国政府観光庁（ティーエーティー）ロンドン事務所は、六月二十七日から二十九日にかけてロンドン中心部のルイス・キュービット・スクエアで「タイランドショーケース二〇二五」を開催しました。オープニングには、ティーエーティーロンドン事務所のワラパー・アンサーリサップ所長が出席。文化、自然、テクノロジーといった多様な魅力をテーマに、「アメージング・タイランド」のコンセプトのもと、タイ観光の魅力を国際市場に向けてアピールしました。今回の目玉は、タイの観光地に“行った気分”が味わえる「エーアイフォトブース」です。ナーン、クラビ、チェンマイ、バンコクなどの風景を背景に、来場者がリアルな合成写真を撮影できる体験が注目を集めました。写真はその場でダウンロードやエスエヌエスでの共有が可能で、多くの参加者を楽しませました。会場では英語による観光パンフレットやインタラクティブな展示が用意され、観光スタッフが旅行プランや観光地の案内を行い、特に新しい体験を求める若い旅行者層の関心を集めました。このイベントは、イギリスおよびヨーロッパ市場へのアプローチを強化する重要な取り組みのひとつであり、タイ観光の再活性化を図るため、テクノロジーとソフトパワーを融合したプロモーション戦略の一環となっています。