グリーンラベル

 タイは、昨年末（2022年11月3～18日）にエジプトのシャルムエルシェイクにおいて開催された第27回、国連気候変動枠組条約締約国会議（COP27）に参加し、2100年までに世界平均気温の上昇を1.5～2度に抑えることを宣言した1つの国だった。

　タイ代表団の団長である資源環境大臣のシンラパラーシャー・ワラーヴット氏は、2050年までにタイの最大温室効果ガスである二酸化炭素を年間388百万トンから120百万トンに削減し、2065年までにすべての機関で温室効果ガスの純排出量をゼロにする低排出ガス開発の長期的な戦略の改善に焦点を当てたと国の立場で発表した。

　それにつれて、タイにおける地球温暖化問題解決の施策の進捗状況を見ると、地球温暖化に対する施策は多くの存在があることがわかる。その中の一つは、国内外のメーカーが環境への影響を考慮した製品を開発する「グリーンラベルプロジェクト」だった。また、他のメーカーが世界のトレンドの変化に応えられ、そして、消費者に選択肢を与えることも奨励する。その上、長期的にリターンを得て、企業者に利益をもたらすことにも繋がる。

　タイで登録された製造業者、輸入業者、販売業者など個人または法人はグリーンラベルのライセンスを申請したい場合、タイ環境研究所に連絡し、ウェブサイト www.tei.or.th から詳細を確認することができる。指定要求にすべてが応えられた場合、選択したプログラムによって1年間または3年間、グリーンラベルを使用することができる。作った製品による地球温暖化防止の一環として、もう一つの良い投資オプションとなる。