A.T.A.カルネ制度により輸出手続きには、次の手順があります。
- 輸出者が記入した輸出申告書類とカルネ(黄色)の輸出申告の控え用紙(EXPORTATION COUNTERFOIL) と輸出申告の証明 (EXPORTATION VOUCHER) と補足書類を提出します。インボイス (Invoice) やパッキングリスト (Packing list) を提出する必要はありません。輸出者は、輸出税関で輸出書類に輸出するものを詳しく説明する必要があります。全ての書類を揃えてから職員が確認します。
- 税関が書類を確認し、 該当する場合は免税番号または納税番号を発行します。すべての書類を輸出者に返却してから申請者の関税の支払いまたは物品の返却、次の手続きに進みます。
A.T.Aカルネにより輸出時の注意点
- 輸出証書 (黄色) の控え用紙(EXPORTATION COUNTERFOIL) は輸出申告の代わりに書類として使用できます。また、証書 (EXPORTATION VOUCHER) はカルネとして使われます。
- 保証書(A.T.A. Carnet)により輸出入するには、輸出入者は、関連する各条約の範囲内に基づくこの書類を納税保証及び一時的に輸入された責任として使用することができます。
- 許可証の免除は4件の輸入カルネ条約に従って輸入物品のみ免除されます。輸出物品に関しては、以下の基準が適用されます。
- 再輸入するための輸出証書(黄色)を使用する場合、輸出時に許可を必要とする法律または規制がある場合、通常通り許可証が必要です。
- 再輸出するための一時的に輸入物品(白色)(RE-EXPORTATION)の場合、通常輸入許可を取得した一時輸入品の許可証には輸出日も明記されていますので、同一の輸出入許可証とみなすことができます。
- 保証書(ATA.カルネ)に写しがない場合、保証書が破損、紛失、盗難にあった場合、輸入者は書類を発行した商工会議所に請求することができます。 紛失した書類の代わりに新しい書類を発行されます。
2019年5月21日最新情報
出典: スワンナプーム空港税関検査事務所 (SorSorPor.)
電話番号: +66 2134 1246