新たなスワンナプーム計画:南棟建設でSAT-2計画を見直し、2031年までに1億5千万人対応へ

タイ空港公社(AOT)は、スワンナプーム空港の拡張計画を見直し、新たに南ターミナルを建設する方針を打ち出しました。これにより、2031年までに年間最大1億5千万人の旅客に対応できる体制を整えます。

ギラティ・キットマナワットCEOは、総予算1,200億バーツを投じて南ターミナルを建設し、年間7,000万人の旅客に対応する計画を発表しました。この新ターミナルは2574年末に開業予定です。また、空港の渋滞緩和を図るため、旅客ターミナルの前に約2キロメートルのエリアを拡張し、商業施設も強化される見込みです。

さらに、第4滑走路プロジェクトも進行中で、2027年初頭に200億バーツで入札が開始されます。東側ターミナルの拡張工事も2024年12月に入札予定で、8.1万平方メートルの旅客エリアが追加される計画です。

一方、当初計画されていたSAT-2ビルは、南ターミナル開発に集中するため、建設を見送ることが決まりました。

これらの拡張プロジェクトにより、スワンナプーム空港は将来の航空需要に応え、地域の主要な航空ハブとしての地位を強化することが期待されています。

詳細情報:タイ空港公社(AOT)
リンク:https://investor-th.airportthai.co.th/


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