荒天・雷雨による気候リスクへの対応方法

荒天・大雨による気候リスクへの対応方法

     タイの雨季は5月中旬から10月中旬頃まで続き、この期間の天候はかなり不安定になるため、荒天や雷雨による気候リスクを安全に対処するためのアドバイスがある。

     雷雨が起こった時のバルコニーや屋外にいることを避け、固定できない、又は破損する可能性のある建築素材、例えば、ドア、窓、屋根、ガラスなどから離れること。また、屋外での活動を中止し、銀、金、銅、真鍮などの電気を伝導するアクセサリーの着用を避けること。

     災害防止軽減局の情報によると、雷雲や天気の荒れた状況と一緒に起こりやすい自然現象の一つに「稲妻」がある。これによって、人間が直接雷に打たれる直接的な危険や、木や電柱、看板などに落ちた落雷の電流による感電の危険があり、以下が雷雨時の安全に過ごすための対策になる。

1. 雷鳴を聞き又は雷雨が起こったら、すぐに安全な場所に身を守ること。
2. 金属に触れないようにすること。
3. 電気製品のコンセントを抜き、電源を切ること。
4. 屋外に出ない、そして大きな木や電柱、看板の下に隠れない。
5. 通話機や電子機器の使用を避けること。

人間の資産や命に関わる台風や雷雨による危険を回避する準備と避難方法に関しては、気象局から以下のことは避けるべきことだと勧告がある。

• 雷雨時に、近くに堅牢で洪水に耐えうる建物や家がある場合、雷雨が収まるまでその建物の中に留まることが望ましい。長い時間はかからない。
• 車にいることも安全な方法の一つだが、水没する可能性のある場所から遠ざけて駐車する必要がある。
• 雷雨が発生したら、洪水や落雷による危険から身を守るために船から降り、海辺などの水域から離れてください。
• 森林、平原または広場にいる場合、濡れている地面は電気伝導体になるため、横にならず、膝を屈めて前に身をかがめるべきで、急激な洪水が発生する可能性があるため、低い場所も避けてください。そして可能な限り単独でいないようにしよう。
• 電線、金属、水道管、家のフェンス、トラクター、バイク、ガーデニング用具全般、鉄道の線路、高い木、孤樹など電気の伝導体になるものから離れてください。
• 緊急の場合を除いて、テレビなどの電気機器の使用は控え、一時的に携帯電話の使用を避けるべきだ。
• 雷雨時の屋外での金属製アクセサリー、黄銅、真鍮などの着用、そして金属製のもの、例えば傘を持つことは控えよう。

     これに加えて、家の屋根、木、広告看板、電柱など、折れたり倒れたりする可能性のあるものを常にしっかりと気にかけ、安全な状態を維持するように注意する必要がある。

     緊急事態が発生した場合は、緊急ダイヤル1784（災害防止軽減局）。天気情報は、気象局の緊急ダイヤル1182。

出典： 内務省災害防止軽減局
3/12 Utong-Nok Road, Dusit Sub-district, Dusit District, Bangkok 10300.

電話番号：+66 2637 3000

出典： 気象局
4353 Sukhumvit Road, Bang Na Tai Sub-district, Bang Na District, Bangkok 10260.

電話番号：+66 2399 4012/3/4, +66 2399 4566

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