タイ保健省は、市民と観光客に対して、雨期に入ると共にデング熱に注意するよう警告しています

     タイ保健省は、市民と観光客に対して、雨期に入り、タイの多くの地域で連続して雨が降ることを警告しています。雨と共にくる病気の1つがデング熱です。デングウイルスを媒介する蚊によって人に感染し、発熱症状を引き起こします。これは毎年雨期に流行します。降り続く雨が各地域の蚊の繁殖地を増やすためです。これはタイ国民だけでなく、雨期にタイを訪れる外国人観光客も同様です。彼らは自分自身を注意し、互いに監視する必要があります。

     タイ疾病管理局の情報によれば、今年の始めから第19週までに、デング熱の感染者が合計15,399人報告されています。前年度(2565年)と比較して、感染者数は5.4倍に増加しました。また、確認されたデング熱による死亡者は13人です。

     これにより、疾病管理局は事態の深刻さを認識し、通常の事態ではないと判断し、緊急対応センターを設置することにしました。感染地域のネットワーク機関と共に行動し、疫病の予防と制御を最大限に実施するよう努めています。また、緊急性を持って予防と制御を呼びかけており、国内全土で140万人以上に向けて啓発キャンペーンを展開し、人々が自分たちの地域から蚊の繁殖地を一掃するよう協力を促しています。


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