ビザ(VISA)は領事局、外務省又は入国管理局が発行する書類として、タイ国籍を有しない者に入国許可を与えた証明書である。
ビザなしで入国できる国もあるが、ほとんどの国は入国する際にビザを申請する必要がある。
タイ国も入国する際にビザを申請する必要がある。
タイのビザは数種類あり、その中に短期滞在査証(Non-Immigrant Visa、非移民ビザ)は次の入国目的で交付される。
• 公務 (F)
• 商用又は就労 (B)
• 政府関連部署により認可された投資 (IM)
• 投資促進法により認可された投資 (IB)
• 教育、見学、トレーニング (ED)
• 報道 (M)
•宗教局 教育省より認可された宗教活動( R)
• 科学的研究又は国内研究所又は研修機関での教育指導 (RS)
•技術者または専門職による業務(EX)
• その他 (O)
1. リタイア生活を目的とする高齢者
2. 訴訟当事者又は証人として裁判の訴訟手続きを行う者
3. 外交や領事又はその他の職務を遂行するためにタイに駐在する外国人の家族で、当該外国人に扶養される父親、母親、配偶者又は子であり且つ家族の一員
4. 個人的使用人として海外から外交使節団又はタイ政府が海外の政府又は機関又は国際機関と結んだ協定により外交官と同等の外交特権を有する者の住宅にて職務を遂行する者
5. タイ国籍者又はタイ永住権者に支援を受ける又は扶養される者で当該者に扶養される父親、母親、配偶者又は子であり且つ家族の一員
6. 国営企業、または公共慈善団体のために職務を遂行する者
7. 過去にタイ国籍を有していた者が親族を訪問するために入国又は、母国へ帰国する場合
8. 治療を受けるための入国
9. 公務機関の依頼によるスポーツ選手の指導者としての入国
Non-Immigrant Visaは有効期限が3か月で一回のみ入国できるタイプ (single entry)と有効期限が1年で数回入国できるタイプ (multiple entries)の2種類あり、2種類とも一回の滞在につき90日まで有効。