観光スポーツ省は、ハリウッドの人気シリーズ最新作『ジュラシック・ワールド:リバース』が、タイを主要な撮影地のひとつに選んだと発表しました。

観光スポーツ省は、ハリウッドの人気シリーズ最新作『ジュラシック・ワールド:リバース』が、タイを主要な撮影地のひとつに選んだと発表しました。これは、エコツーリズムの目的地として、また国際的な映画の撮影地としてのタイの魅力を世界に示すものとなります。撮影は二〇二四年六月から七月にかけて、クラビ県、パンガー県、トラン県の南部三県で行われました。総予算は四億バーツを超える見込みです。撮影は、アオ・パンガー湾やカオ・パノム・ベンチャ国立公園、クラダンビーチなど、豊かな自然に囲まれた景勝地で行われました。映画を通じて、タイ南部の海や森の美しさが世界中の観客に届けられることになります。
また、撮影には、最大で二千二百四十五人のタイ人が関わり、現地スタッフや制作関係者、宿泊、旅行、物流など、さまざまな関連産業に経済的な効果を発揮しました。

サシカーン政府副報道官は、今回の撮影がタイの観光地を世界に印象づけるだけでなく、ソフトパワーの発信や外国映画産業の誘致にもつながると述べました。『ジュラシック・ワールド:リバース』は、二〇二五年七月二日に全世界で公開予定です。
政府は今後も、タイのソフトパワーの発信に力を入れるとともに、インフラ整備や人材育成を進め、タイを映画制作の拠点、そして世界有数の観光国として発展させていく方針です。

 

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