政府は、東部経済回廊(イーイーシー)の中心都市、チョンブリー県パタヤ市を「スポーツシティ」として推進する方針を掲げています。

政府は、東部経済回廊(イーイーシー)の中心都市、チョンブリー県パタヤ市を「スポーツシティ」として推進する方針を掲げています。その一環として、七月十九日と二十日の二日間にわたり、「第三十二回アメージングタイランドパタヤマラソン二〇二五プレゼンティドバイマーマー」が開催されます。

観光・スポーツ省の顧問、チャクラパン氏は、観光促進を目的としたこの大会が、同省のフラッグシップイベントであり、スポーツを経済と観光の活性化につなげる成功モデルでもあると述べました。地域経済には、三億から四億バーツの収益が期待されています。

パタヤ市のポラメート・ガームピチェート市長は、「パタヤマラソンは困難を乗り越え、着実に成長してきた。今回の大会では、収益が約三億七千万バーツに達する見込みだ」と語っています。パタヤ市は、世界六十八カ国からのランナーの参加を見込み、万全の受け入れ体制を整えています。フォロワー五万三千人を超える注目を集める中、イベントの安全性と利便性を確保するため、コース全体を完全に封鎖し、国際基準に則った大会運営を行います。
世界陸上競技連盟の認定を受けた歴史あるパタヤマラソンは、二日間にわたって開催されます。七月十九日の土曜日には、十キロメートルと四.五キロメートルのファンラン、そして七月二十日の日曜日には、四十二.一九五キロメートルのフルマラソンと、二十一.一キロメートルのハーフマラソンが行われます。

いずれのレースも、スタート地点と終点は北パタヤの「パタヤ・ターミナル二十一」に設置され、コースはパタヤ市の主要な観光名所を巡ります。パタヤビーチロード、スクムビット通り、ジョムティエンビーチなどを通過し、海風や暑さ、さらに平坦な道と丘陵地帯が組み合わさった、変化に富んだコースとなっています。

パタヤマラソンは、タイの自然や都市の魅力、観光のポテンシャルを世界にアピールできる場でもあり、スポーツを通じた国際的な注目が期待されています。

 

 

コメント

Copyright 2022, All Rights Reserved.
アクセスカウンター : 99,925,750