ぺートンターン首相は、任期満了に伴う退任の挨拶のため、タイを訪問した中国大使を首相官邸で歓迎しました。

ぺートンターン首相は、任期満了に伴う退任の挨拶のため、タイを訪問した中国大使を首相官邸で歓迎しました。首相は、あらゆる分野でのタイと中国の協力関係に感謝の意を示し、今年は両国の外交関係樹立五十周年の記念すべき年であることに触れました。また、ジャイアントパンダ二頭がタイにやってくるという嬉しいニュースの発表もありました。一方、タイ商務省も同大使を歓迎するレセプションを開催しました。商務省の高官らは、中国市場で人気の高い生きた牛や米、キャッサバ、ドリアンなどタイの農産物の輸入拡大に対する感謝を伝えました。この協力により、今年一月から四月までの中国向けキャッサバの輸出は、予想の三倍以上となり、米の輸出量は前年同期比で約七十八パーセント増の二十万トンを超え、輸出額も約三十一パーセント増の三百五十七億バーツに達しました。

国際貿易の面では、中国は二〇一三年以降、タイの最大の貿易相手国です。二〇二四年の両国間の貿易総額は約千百五重八億米ドルで、前年比十パーセント以上の増加となりました。今年一月から四月の貿易総額も前年同期比二十四パーセント増の約四百三十九億米ドルを記録しています。主な輸出品はコンピュータやゴム製品、果物、キャッサバなどで、輸入品は電気機械や家電、化学製品、鉄鋼製品が中心です。

タイと中国は、経済、貿易、投資、観光分野での協力をさらに強化し、二〇二六年の外交関係樹立五十周年に向けて、関係を深めていくことを誓いました。

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