先週、アセアン加盟国は、第五十九回アセアン高級輸送官会議に出席しました。

先週、アセアン加盟国は、第五十九回アセアン高級輸送官会議に出席しました。この会議は、共通課題に取り組み、地域をより連携した環境配慮型の輸送システムへ導くための重要なプラットフォームです。

タイからは、運輸省のソラポン副常任次官が代表団を率い、ミャンマー・ヤンゴンで開かれた第四回アセアン-米国上級運輸官会議にも出席しました。

タイはこれまで、デジタル公共交通への移行に関する調査、トラック排出ガス削減を目的とした国連環境計画・国際クリーン輸送評議会との共同プロジェクト、アセアン域内での電気自動車に関する行動計画の推進など、交通部門での地域協力を継続的に支援してきました。今後も多方面との連携を進め、持続可能な交通システムの開発に取り組む姿勢を示しています。

第五十九回アセアン高級輸送官会議では、ミャンマー運輸通信省のウ・ウィン・カント常任次官が議長を務め、二〇一六から二〇二五年のアセアン交通戦略計画の進捗と、二〇二六から二〇三〇年の新たな作業計画の策定状況が報告されました。また、陸上・海上・航空・交通円滑化など各部門の作業部会からの提言も承認されました。

また、第四回アセアン-米国上級運輸官会議では、米国商務省のジュリー・アブラハム氏とミャンマー運輸通信省のウ・ウィン・カント常任次官が共同議長を務め、現在進行中の二〇二二から二〇二五年の協力計画の進捗確認と、新たな二〇二六から二〇二九年計画の策定に向けた協議が行われました。

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