旅行の業界団体が、旅費の引き下げを、政府に要請しました。今年、一月から、三月までの、第一四半期に、東南アジアで、中国人観光客が、最も訪れた国は、一位がベトナムで、タイは二位でした。この結果を受けて、タイ旅行代理店、協会は、政府に対し、タイ旅行にかかる費用を抑えて、旅行先としてのタイの競争力を、引き上げるよう求めています。観光にかかる費用は、ベトナムの方がタイより、三十パーセントほど安くなっています。観光スポーツ省によりますと、第一四半期に訪れた、中国人観光客は、タイが、約百三十万人でしたが、ベトナムは、約百五十万人で、ベトナム当局は、前の年の同じ時期と比べて、百七十八パーセント増えたと報告しています。またタイ旅行代理店、協会の幹部によりますと、ベトナムは、タイと同様、中国人だけではなく、韓国人、ロシア人、インド人、台湾人などの誘致にも、力を入れていると指摘しています。