文化省は、二千二十四年度の文化遺産登録を発表しました。文化省、プラソップ事務次官は、二千二十四年度の文化遺産登録を発表し、これは、貴重な文化的知識と、アイデンティティを記録し、地域社会の誇りを創造し、文化遺産の持続的な保存と継承におけるネットワークパートナーとの協力を促進するものだと説明しています。昨年、文化遺産促進委員会は、二つのカテゴリーに分け、十件の文化遺産の登録を決定しました。どれも、緊急に保存が必要な文化遺産が選ばれています。民俗文学、言語分野は、ナコンパトム県の、スビンクマールの伝説、舞台芸術は、チャイナート県のソーンクルアンの歌、伝統工芸分野は、ナコンパノム県のゴソー織、伝統武術は、ウタイタニ県の弓矢となっています。文化遺産代表リストに選らばれたのは、民俗文学、言語分野は、アユタヤ県のサローイドークマーク女王の伝説、パンガー県のカオナーンホンの伝説、舞台芸術は、スリン県のルアンアンレーダンス、伝統工芸分野は、チャンタブリー県のゴザと、プレー県の藍染となっています。これらの文化遺産の登録は、タイの文化を国内外に広く知らしめ、保護するための重要な一歩となるものです。また、文化遺産の保護と、振興にもつながり、タイのソフトパワーを国際的に広める上で、重要な役割を果たし、経済的な付加価値を生み出す仕組みにもなっています。文化省、文化振興局のユティカ副局長は、今回の文化遺産登録により、国の知的遺産の保存と、次世代への継承が、促進されると期待を語っています。