タイとブータンが、自由貿易協定を締結しました。

タイとブータンが、自由貿易協定を締結しました。タイとブータンは、貿易と輸出の機会を拡大するため、自由貿易協定を締結しました。両国はこれまでも、観光の促進や、教育分野での連携、貿易の協力など、さまざまな分野で、深い関係を築いてきました。今回の締結は、ピチャイ商務大臣とブータンの産業商業雇用大臣が、タイの政府庁舎で、署名しました。ピチャイ商務大臣によりますと、タイにとって、ブータンとの自由貿易協定は、十七番目となり、貿易拡大に向けた、重要な一歩であるとしています。ブータンとの締結により、両国の企業や、消費者は、免税措置の恩恵を受け、貿易の活性化が期待されています。ブータンにとっても、今回の自由貿易協定は、南アジア以外の国で、初となり、貿易戦略の重要な、転換点となるとみられていりす。ブータンは、これまで、バングラデシュ、インド、ネパール、スリランカ、パキスタン、モルディブとともに、南アジア自由貿易地域に加盟し、域内いき貿易を、推進してきましたが、今回の合意により、タイとの貿易関係が、さらに強化される見通しです。昨年のタイとブータンの貿易総額は、四億六千四十七万バーツで、このうちタイからブータンへの輸出が、四億五千七百万バーツ、ブータンからの輸入が、三百四十七万バーツでした。タイからの主な輸出品は、自動車および部品、小麦製品、調理済み食品、電子レンジや、暖房用電化製品、飲料、缶詰および加工果物などで、ブータンから輸入品は、野菜や果物、加工食品、航空機関連部品、自動車部品、木材加工品、ミネラルウォーター、ソフトドリンク、酒類などとなっています。今後、タイとブータンは、自由貿易協定を活用し、さらなる経済協力の発展を目指す方針です。

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