本を開いて!どんな季節でも使える5つのタイのハーブ

タイのハーブは、病気を治療して、健康を維持するための知恵の遺産であり、世代を超えて受け継がれてきました。特に、季節が体内の元素バランスに影響を与えることに関連しています。これは、タイの伝統医療理論に基づいています。

季節は3つの主要な期間に分けられます:

  1. 夏(キムハンタ・リト):外部の熱の影響で、熱くて落ち着かない季節です。この季節は病気を引き起こす可能性があります。そこで、「トリファラ」というハーブが推奨されており、これはバヘダ、ハリタキ、アムラの果実から構成されています。これにより、ピッタ(風の元素)とヴァータ(火の元素)の問題を和らげる効果があります。
  2. 雨季(ワサンタ・リト):雨が多く降る季節で、血液循環が不規則になりがちです。「トリカドゥク」というハーブの使用が推奨されてます。トリカドゥクは、生姜の根、黒胡椒の種、長胡椒の花から構成されています。これにより、ヴァータ(火の元素)と痰(水の元素)のバランスを整えることができます。
  3. 冬(ヘマンタ・リト):露が降りる季節で、体は気候の変化に大きな調整を必要があります。このため、病気になる可能性があります。「トリサラ」というハーブが使用されています。トリサラは赤い根草、サチャインチのつる、そして黒胡椒の根から構成されています。これにより、痰(水の元素)とピッタ(風の元素)を和らげることができます。


元素バランスを維持するためには、これらのハーブを煮出してお茶として飲むことが推奨されます。朝と夕方、食事前に1日2回飲むことが望ましいです。特に季節の変わり目には使用を重視し、長期間連続して使用することは避けるべきです。

追加情報:ソンクラー王子大学伝統医学部のウェブ

リンク:https://www.ttmed.psu.ac.th/th/

 


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